フランスで留学生も加入できる保険料タダの健康保険って?

フランスは社会保障が日本とは比較にならないほど充実している国です。

 

国民健康保険も例外ではありません。
低所得者や無職の28歳以上の健康保険があります。

 

September 17th - Hospital Visit

 

 

旅行会社でも留学エージェントでもこの情報は一言も紹介がないと思います。
この制度を利用して、28歳以上で所得がない外国人の留学生も加入できます。

 

実際私も31歳までフランスの大学院にいたので、この無職用の保険CMUに加入していました。

 

 

手続は住んでいるところの管轄のCMUの受付で加入に必要な書類について説明を受けるといいです。
アポイントなしでCMUに行って大丈夫です。(待たされる時間は1時間ほど)

フランスの無職の人用の健康保険CMUの手続方法

私がトゥールーズのCMUで健康保険加入の手続をとった時の必要書類は次のとおりです。

 

  • CMUでもらった申請用紙
  • 金銭面の状態を証明できる書類(フランスの銀行口座残高)
  • 出生証明書(仏語訳付で大使館で査証をうけたもの)
  • パスポートのコピー
  • 戸籍謄本(仏語訳付で大使館で査証をうけたもの)
  • 滞在許可証のコピー

 

Sensitive material

 

 

注意点

 

いずれも何があるか分からないので、必ず上記書類のコピーも1部ずつ提出しました。
念のために提出書類の全てをコピーして、自宅でも保管しました。

 

 

提出方法

 

Reception

 

 

書類を提出するのは郵送か又は窓口に直接持っていく方法があります。

 

フランスの郵便事情は信用できないので、私は直接窓口に書類を提出しました。
提出する予約も事前にCMU保険の窓口に出向き、対面で予約をとりました。

フランスの健康保険カードが届く日数

健康保険の書類を提出してから、実際に健康保険カードCarte Vital カルト ヴィタルが手元に送られてくるまでに約3ヶ月はかかるといわれています。

 

 

私自身の場合も3ヶ月かかりました。

 

それまでにもし病気や怪我になって病院へ行くことになったら、健康保険カードの変わりに「健康保険証の証明証 Attestation de Carte Vital」をもらえるので、それを病院へ提示するようになります。

 

 

手元に保険カードが届く前は、一旦全額を病院で支払ってから、CMUで払い戻しの手続をするようになります。

 

手間はかかりますが、自分で健康保険CMUの窓口に行って手続するのが一番確実です。

 

 

 

健康保険カードが手に届いたら病院に行く前にやること

 

CMUから緑色の健康保険カードCarte Vitalが手に入ったら必ずやることは、まずCMUに出向いて、そのカードを使えるように機械に一度通すことです!

 

carte vitale
このことはCMUの人は教えてくれませんでした。

 

実際に開業医のところで風邪薬を処方していただいた際、直接その開業医のところにある機械に健康保険カードを通せば、直接その場で保険が適用されるのですが、私の場合できませんでした。

 

医者によると、一度その健康保険カードをCMUの機械に通さないと使えないということでした。

 

だからCMUから健康保険カードが届いたら、CMUに直接出向いてカードを使えるように機械に通す旨を伝えることが必要です。
アポイントなしでも待てば必ずできるので、面倒でも窓口に直接行ったほうがいいです。

 

 

 

健康保険カードを送ってこない場合

 

fuck you

 

CMUに限らず保険加入の手続をしても健康保険証Carte Vitalを一向に送ってこない場合がよくあります。
その場合は必ず保険会社へ電話するか、郵便で異議申し立てを必ずしたほうがいいです。

 

こちらが言わないと一生送ってきませんから。

 

郵送で異議申し立てをする場合、必ずそのコピーを自宅で保管しておいてください。

 

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