フランスで初めて滞在許可証を申請! 申請する場所はどこ?
フランスに長期滞在する場合は、フランス到着後、速やかに最寄りの県庁(PREFECTURE)または支庁(SOUS PREFECTURE)等において、滞在許可証を申請することになります。
その際、何かしらのVISA(査証)の提示を求められますので、日本出国前に在日フランス大使館において、VISAを取得する必要があります。
学生ビザでフランスへ留学したらまずやることの1つに滞在許可証申請があります。
フランスへ入国してから家探しや銀行口座開設で1,2ヶ月があっとすぎてしまいますが、忘れてはならないのが滞在許可証の取得。
この申請はフランスに入国してから3ヶ月以内にすることになってます。
住む場所が決まったら直ちに学校へ問い合わせて、どこで申請するか教えてもらいましょう。
または滞在している県又は市役所に電話で問い合わせるか、HPに情報がのっていることもあります。
ちなみにフランス大使館ではパリの滞在許可証の情報しかアップされてません。
フランス大使館のHPで「パリ警視庁」のHPをクリックするとパリの滞在許可証の場所、申請書類の情報がのっています。
ほとんどの場合、県庁、警察、または移民局で申請することになります。
すむ都市によって申請場所は決められてます。
フランスの滞在許可証申請の書類はこれ!
住んでいる都市によって若干滞在許可証の提出書類が異なるので、実際には申請場所で必要書類を教えてもらうようにしてください。
または大学や高等専門学校、大学付属の語学学校や有名な語学学校では、滞在許可証について学生課や外国人留学生課で必要書類情報を教えてもらえることが多いです。
一般的に滞在許可証申請で必要書類
- 長期滞在ビザ(学生ビザ)が貼られているパスポート
- 証明写真数枚 ( 正面,無帽、 証明写真用の大きさ。パスポート写真より若干大きい。)
- 戸籍謄本(法廷翻訳つき)
いずれも原本とコピーが必要。
コピーは念のため数枚保管していたほうが、何かの時に役に立ちます。
- 住居の証明
@ 3ヶ月分のガス料金請求書、電話料金請求書、電気料金請求書、家賃の支払明細書、賃貸契約書などの契約書等、どれか1つでいいとされています。原本とコピーが必要。
ホームステイや部屋を間借りしている場合は、attestation d’hebergement (家主から「自分をいつからいつまで住まわせているという意味」)を一筆を書いてもらったほうが安全。
その場合、家主の@の書類どれかのコピーと身分証明証のコピーも必要。
- 学校での入学証明証
仮登録証明書 Attestation de pre-inscription
登録証明書 Attestation d’inscription
在学証明書 Certificat de scolarite
研修を行う場合は研修協定書 Convention de Stage
上記である証明証の全ての原本とコピーを申請時に持っていたほうが安全。
- フランス語のレベルを証明できる書類
日本の学校での卒業証明や在学証明(いずれも法定翻訳が必要)
DELF・DALFの結果
各種フランスで有効な資格の証明証等
原本とコピーが必要。
- 経済証明書
- フランスの銀行口座開設証明証
残高証明証
(学生ビザでなくビジタービザの場合は、年300万円以上の残高証明証が必要)
- 社会保障保険加入証
日本で海外保険に入会しているという証明証(法定翻訳つき)の原本とコピーがあれば大丈夫。
日本ではAIUのみが海外保険を扱っています。
以上の書類をもって滞在許可証申請をして問題なければ「recepice」レセピセという仮滞在許可証がもらえます。
正規の滞在許可証が発行されるまでの仮のものです。
だいたい2〜4ヶ月以内に正規の滞在許可証をとりに指定の場所へ行くように召喚状が住んでいる住所に送られてきます。
その場合、指定の場所での健康診断が義務図けられています。
健康診断の場所も手紙で一緒に届きます。
仮滞在許可証レセピセの期間が切れそうになっても正規の滞在許可証の召喚状が届かない場合、再度申請場所へ出向き、仮の滞在許可証の延長の手続をとります。意外とこの更新はスムーズにやってくれるので、心配はいりません。
初めての滞在許可書申請時の仮滞在許可証レセピセでフランス以外の国へ旅行すると、再入国できなくなってしまうので、旅行はフランス国内にとどめておくこと!