フランス、ディジョンの国立高等美術・デザイン専門学校

フランス、ディジョンの国立高等美術・デザイン専門学校

ディジョンはパリから東へTGVで約1時間のブルゴーニュ地方の都市。
日本にもブルゴーニュ産のワインや、マスタードが輸入されているので都市の名前は聞き覚えある人も多いと思います。

 

パリとはちがい、落ち着いた地方都市でじっくりとアートやデザインを学べる国立の学校です。

 

国立とだけあって授業料はタダ!。年間登録料が数万円かかる程度です。芸術分野でフランスへ留学してじっくり学びたい人は生活費も地方都市は安いので、パリと比べると生活しやすいのも特徴です。

 

普段は一般人は入ることのできない学校内を自由に見学できる特別な日も3月にあるので、フランスへ旅行がてら学校へ足を運んでもいいですね。
参考:2016年3月16〜17日

 

国立の学校への編入学は、手続きや試験があるため、1年以上前から準備することをお勧めします。語学学校と違い、正規の学校へ編入学の場合はフランス大使館での学生ビザもとりやすくなります。

 

5年間の教育
1学年:2年間
2学年:3年間

 

住所
3 rue Michelet, bp 22566
21025 Dijon cedex, France
TEL?: +33 (0)3 80 30 21 27
contact@ensa-dijon.fr


フランス、ディジョンの国立高等美術・デザイン専門学校の授業内容・特色

アート学部と空間デザイン学部に分かれています。両学部ともに、在学中に現役のアーティストからレッスンを受けたり、コンクールに作品をだしたり、パフォーマンス活動も盛んです。

 

 

 

アート学部

 

最初の2年間:デッサン、彫刻、パフォーマンス、創作、ビデオ制作、音響、3D等を学び、後の3年間で自分の制作活動の期間になります。

 

在学中に希望者には、ヨーロッパ以外の研修もでき、アメリカや中国にも研修にいくことができます。

 

空間デザイン学部

 

都市開発アトリエでの活動や2Dや3Dを使った空間デザイン研修もできます。


フランス、ディジョンの国立高等美術・デザイン専門学校へ編入学の方法

学年目(3年間)日本の美術大学1〜4年目に相当します。
少なくともフランス語能力試験TCFのB2取得であれば、1学年目の2年目に編入可能。

 

 

 

必要書類 (1学年2学年目共通)

  • 美術大学や美術専門学校に在学中の在学証明書(法廷翻訳付)
  • 美術大学や美術専門学校に在学中の成績証明書(法廷翻訳付)
  • 高校の卒業証明書(法廷翻訳付)
  • フランス語能力証明証(TCFのB2以上のレベル)

 

他、パスポートのコピー他の書類が随時必要となります。
必要書類については入学する時期や年によって変わる場合があります。

 

 

2学年目に編入する方法(2年間)
2学年目は4,5年生=日本の美術大学院修士課程に相当します。

 

必要書類やフランス語能力証明証のレベルについては1学年目に編入学する場合と同様です。

 

合否については教授兼現アーティストの3人の審査員によって決まります。

 

いずれにしても、キャンパスフランスにネットからアクセスして、直接該当する美術学校に問い合わせすることから留学準備にとりかかることになります。

 

 

年間登録料
だいたい毎年同じ登録料です。やっぱり国立の高等学校は安いですね。

 

参考:2015‐2016年は663ユーロ、約9万円弱。
登録料433ユーロ
学生保険215ユーロ
設備:15ユーロ

 

地方都市だと、パリに比べ家賃や光熱費も安いので月10万もあればワンルームアパートであれば普通に暮らしていけます。
年120万円もあれば国立の学校であれば生活できるますね!(パリだと国立の学校でも生活費が高いので最低年間200〜250万円はかかります。)

 

 

編入学申請登録〜試験スケジュール

 

1学年目

 

前年の12月〜3月:ネットで入学申請登録し、必要書類を提出
参考:2015年12月15日〜2016年3月22日
http://ensa-dijon.net/inscription

4月半頃
試験召集日の案内状が届く

1学年目の試験日
5月初め、1日のみ 9時〜18時
参考:2016年5月2〜4日

試験内容:

  • 文化 1h30
  • 英語 30分
  • 造形美術の試験2h
  • 面接(試験問題、自分の作品、学校を選んだ動機)


合否発表:5月、ネット上で発表


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