パリにある芸術系のグランドゼコールの1つ、芸術・アートの総合専門学校へ留学の方法
パリにある芸術系のグランドゼコールの1つで、芸術・アートの総合専門学校です。
日本の4年生大学と違って、最初の3年間終了の学士課程と2年間の修士課程から成る。
5年間の間に、フランス以外の海外の学校や工房で研修ことも義務付けられています。
この研修が後の就職先の糸口になる可能性があるので、アート系を目指すヨーロッパ人にとても人気な学校の1つです。
パリ・セルジェ国立高等美術専門学校
所在地:
2, rue des Italiens 95000 CERGY Frane
TEL +33 (0)1 30 30 54 44
FAX +33 (0)1 30 38 38 09
http://www.ensapc.fr
主なコース
建築、ビジュアル・アート、創作、デッサン、美学、美術史、音楽、新メディア、絵画、哲学、写真学、映像学等
免状の種類
1学年(1〜3年)の修了証:
アート国家免状 Diplome National d’Arts (DNA)
日本の学士号に相当します
2学年(4〜5年)の修了証:
造形美術高等国家免状 Diplome National Superieur d’Expression Plastique (DNSEP)
日本の修士号に相当します.
年間授業料
国立の学校のため授業料は無料なので、レベルも高く才能のあるものだけが学べる国の最高機関の1つ。
登録料
約646 ユーロ euros
パリ・セルジェ国立高等美術専門学校の編入学準備
編入学申請をする前にキャンパス・フランスでネットから編入学を登録する必要がある。
編入学申請書類
毎年1月〜2月中旬
(参考 2016年は1月5日〜2月19日)
編入学書類申請日:毎年3月初旬
(参考 2016年は3月9日)郵送可です。
筆記試験(フランス現地)
1学年(学士コース)の1年目に入学する場合のみ筆記試験が実施される
筆記試験合格
筆記試験に合格した受験者のみに面接試験の招集状が送られる。
作品集と作品集提出日
面接で必要な作品集を1つ用意し、面接日に持参するように注意書きが書いてある。
フランス語能力の証明
外国人学生は、フランス語能力試験TCF 又はDalf B2の合格証書を要提出
フランス語試験の合格証書提出期限:3月下旬
(2016年は3月23日まで)
面接試験
1学年、2学年ともに4月中
(参考、2016年:1学年目は4月12日、13日、2学年目は4月12日、14日)
面接の結果
面接日から1ヶ月以内に決定
筆記試験、作品提出、面接試験等、パリで処理する手続きが続くので、3月〜4月中にかけてパリ滞在ができように計画を立ててください。
パリ・セルジェ国立高等美術専門学校の編入学の具体的な方法と内容
1学年の1年目に編入学する場合
編入学申請書提出(ネットからダウンロード)1月中旬〜3月中旬
(2016年は1月11日〜3月20日)
書類申請提出期限 4月初め
(2016年は4月2日)
1年目に編入学する場合
26歳以下
高校卒業証明書
入学試験は3つの試験からなります。
- 試験当日、時間内に学校指定のテーマでアート作品の創作
- 1つの作品について分析・論述(要フランス語)
- 面接:20分、審査員1人と教師3人、学校の生徒1人 (提出した作品について質疑応答)
入試日 毎年5月
(参考 2016年は5月9日〜13日)
1学年目(学士課程)の2、3年目に編入希望の場合
いくつかの編入条件があります。
最終的に取得した美術系の学校修了書と取得したディプロム(法廷翻訳)を提出後フランスの同等レベルのディプロムと比較し、学校側が最終的な判断下すことになっています。
- フランス語能力試験:Delf B2以上の合格証書のコピー
- 作品集(1つ)についての質疑応答
- 審査員一人と面接 (面接は15分)
2学年目(修士課程)編入学する場合
条件:
@ 次のフランスの国家ディプロムを取得した者
Diplome National d’Arts (DNA)
diplome national d'arts plastiques (DNAP)
diplome national d'arts et techniques (DNAT)
A 最終的に取得した美術系の学校修了書と取得したディプロム(法廷翻訳)を提出後フランスの同等レベルのディプロムと比較し、学校側が最終的な判断下すことになっています。
B フランス語能力試験TCFのB2以上、又はDelfのB2以上の合格証書
編入試験の内容:
- 作品集1つについて発表と質疑応答
- 審査員一人と面接
- 面接時間:15分