フランスの美術関係の国立の学校に留学は、高度な「フランス語能力」が求められる?!
フランスの学士相当レベルの美術関係教育機関への入学は、同じ専門分野での研究が少なくとも3年は必要。つまり日本の4大学で美術を学んでいる場合、大学4年目以上に在学又は既に学士を有したものが、フランスの美大への学士入学への申請が可能。
ただし編入申請してもフランス語能力が不十分な場合、不合格となります。また、日本で学士号を取得してフランスの修士課程へ入学を大学や高等教育機関へ希望しても、学士課程からやり直す場合も十分ありえます。
私の友人は日本の美術史の大学院・修士課程を修了してましたが、フランスの大学ではやはりまた修士課程への編入でした。
編入したはいいけど、学校の授業についていけずに単位は取れませんでした。
結局2年の留学期間が終わって修士の学位はとれずに日本の大学に戻ることになりました。
それほどフランスの大学はフランス語能力が不十分の場合、容赦なくレベルを下げたり入学却下するので、フランスの国立の美術関係の学校に編入するには、1年間フランスで語学学校に通ってフランス語能力を高めたり、日本でフランス語の学校に通い、フランス語の試験を受けていく方法がベターです。
フランス語の試験の合格点はコウ!
高等教育機関へ正規編入学するには、必ずフランス語能力が必要となります。
TCF,TEF, DelfのレベルB2といったフランス語のテストに合格する必要があります。
フランスの大学の1年、2年目への編入学は、必ずDAP(Demande d’Admission Prealable)に合格する必要条件となってます。
20点満点中14点以上が合格点となります。
フランスの全ての教育機関は、20点満点方式で、10点以上が合格点とされています。ただし、10点をとるのは厳しく、落第者も多くいます。だから13点以上取れた時は、よく勉強したねと言われるほどです。
だから14点以上とるのはかなり厳しい条件だ考えていた方がいいでしょう。
個人的に、私も日本の大学1年で中退しこのTEFを受けて3回目に合格点に達し、フランスの大学(美術史)へ正規入学できました。やはり英語と違ってテストの内容は難しかったです。
TEFの詳細については次を参照してください:www.fda.ccip.fr/tef
フランスの美術関係の学校へ留学:フランス語以外の提出書類
美術関係の高等教育機関への編入希望の場合、ポートフォリオや作品集の提示する必要があります。
提出した作品集が入学審査になります。
美術関係の高等教育機関への編入学は、大学によって留学生の受け入れ条件が違うため、
各大学へ問い合わせてください。