パリ国立高等美術学校の連絡先
フランスの大きな都市には美術関係の国立高等美術専門学校「ボザール」があります。
ボザールへの編入学試験は、2回まで認められます。3回目以降のトライは不可なので十分に注意してください。
日本の美大生や美術系の専門学校の学生は編入学の申請ができます。
最終学歴が高卒のみの人は、編入学は不可です。ただし、美術関係の職業であれば学校長宛に特例の申し立て文を提出して許可をもらえれば、留学可能です。
編入する学年によって提出資料、試験の内容が異なるので学校へ直接問い合わせるか、フランスキャンパスへ問い合わせをしてください。
パリ国立高等美術学校
President du Conseil d'Administration
Monsieur Laurent MAX STARKMAN 宛て
Ecole nationale superieure des Beaux-Arts
14, rue Bonaparte
75006 Paris France
(代表)TEL : 01 47 03 50 00
(代表)Fax : 01 47 03 50 80
http://www.beauxartsparis.com/fr/
パリ国立高等学校への編入学試験の年間スケジュール
1学年への編入の場合
@ 編入学の書類提出
提出日 毎年4月
書類は学校へ持参、又は郵送。
(参考 :書類提出日 2016年は4月6〜8日、郵送の場合 2016年3月18日〜4月8日)
A作品集返却日
毎年4月
(参考 2016年は4月25.26日)
B作品集の審査結果
毎年4月
(参考 2016年は4月28日)
C実技試験 現地で試験を受ける 毎年5月
(2016年は5月2日)
デッサン
フランス文化等の筆記試験
D面接試験 現地で試験を受ける 毎年5月
(2016年は5月9日〜5月18日)
E試験結果発表 毎年5月
(2016年は5月25日)
2年目以降への編入学スケジュール
2年目以降への編入学は、全て書類審査のみで、毎年4月に書類提出期限があり、4月中に合否が判定されます。
書類提出締切日や試験日、結果発表日は1学年への編入学と全て同じ日程です。
パリ国立高等美術学校へ留学編入学の資格・方法
1学年目への編入学の条件
18歳以上、高卒以上(18歳以上であれば年齢制限は設けていません!)
2学年以降への編入条件
20歳以上(18歳以上であれば年齢制限は設けていません!)
高校卒業後、最低2年以上の高等教育での在学証明ができるもの)
留学に必要な書類
- 1年目への編入学
- 高校卒業証明書(法廷翻訳書付き)
- 2年目以降の編入学
- 高校卒業以降の高等教育機関での取得した資格(学士号等)のコピー(法廷翻訳書付き)
- 学校指定の申請書(仏語のみ)
- パスポートのコピー1枚
- 52ユーロの国際郵便為替(l’agent comptable de l’Ensba 宛て)
- 小切手の裏に氏名を要記入
- 封筒 (11 x 22 cm) 1枚
- 国際郵便切手貼、氏名・宛先要記載
- 作品集提出日に召喚状と身分証明書(=パスポート)を持参
(何がおこるか分からないので、念のためパスポートのコピーも1枚持参したほうが安心です。)
作品集についての注意
作品の大きさは75 cm x 110 cm以内に仕上げること。
提出作品が複数の場合、作品を1つにまとめて提出。
作品集で画像を使う場合、 USB、CD-R 、DVD-Rで保存し、QuickTime 又はVLCでみられるようにし、提出することもできます。
厚みがある作品については、その写真も提出可。
1学年やそれ以降へのパリ高等美術学校への編入学について、プレ登録はフランスキャンパスでネット登録する必要があります。
そこでネット登録すると同時に、上記の必要書類を準備し始めれば効率的に留学準備ができますよ!