憧れのパリでエステ業界や美容師として成功したいけど・・・
日本で既に美容師やエステティシャンになっている人は一度は美容の本場、フランスへ留学したいと憧れますよね。
でもただフランスへ留学すればいいものでもないです。費用もかかるし、再就職のこともある。
もしフランスでその道のプロとして働きたいと思っているのなら、厳しいことをお伝えしておかないとと思いました。
フランスでは失業率10%を既に超えています。20代の若者はバイトすら見つけるのが困難な時代。大学卒業してもまともな就職はできなくなっています。
そして、移民への穏和な雇用政策もフランスと日本の間では全く協定がないので外国人労働者の受け入れもかなり厳しい状況です。
フランスで美容・エステ業界で働く成功するには国際結婚?!
それでもどうしてもフランスで働きたくて夢を実現させた人も数は少ないけどいます。
一般的によく言われるのが、国際結婚。
フランス国籍の人と結婚すれば自動的にフランスで働く権利は得られます。ただ雇用先を見つけるのは至難の業。
手に職があり、フランス語がネイティブ並に話せ、学校のコネクションや知人の紹介があれば働き先をみつけるのは可能です。
結婚を仕事を見つけるためのテクニックの一つとするのは個人的に好きではありませんが、自分の道を探しているうちに、彼ができ結婚に進むのだったらこういう方法もありますね。
美容やエステ学校に留学しないで、ワーキングホリデーでフランスで職歴を作る
フランスはディプロムの主義の国ですが、勉強だけでは仕事は見つかりません。専門学校で授業を受けながら、企業研修を1年受けるとそれが職歴になって、次の就職先へのステップとなります。
だから美容やエステの専門学校に行くのではなく、最初からワーキングホリデービザを使って1年間、実際にフランスでその業界で働いた方がフランスでの職歴が作れます。
フランスに行ってから就職先を決めなくてはいけない困難もありますが、パリであれば日本人経営の美容院もエステもあります。MIXIでアルバイトや常勤を募集しているときもあります。
又は現地に着いてから、サロン回りをして修行先の交渉をすることもできます。
ワーキングホリデーが終わった後は雇用を続ける場合、雇用主が労働局に書類等を提出する作業があります。役所の担当によっては雇用を拒否されることも多々ありますが、これは本当に運です。
自分で思い描くとおりに将来なんて動きません。
留学後に就職の不安やワーキングホリデーで研修先をみつけるのも不安で、みつからなかったらどうしよう・・等、自分で決断・行動できない性格なら、日本をでないほうがいいと思います。