フランスのエステ専門学校での実技の授業と試験内容
初めにご存じだと思いますが、フランスではCIDESCOの認定証は就職に役に立ちません。それより国家試験のCAP,BTSを取得しないとフランスでエステティシャンとして就職は不可能です。
フランス留学後、日本へ帰国しエステティシャンとして活躍したい!という人にはCIDESCO取得のためのエステ専門学校へ留学するいい機会です。
CIDESCO取得コースは、フランスでは国家試験コースの人のみが任意で履修できるコースの一つとなるため、授業や試験はCAPコースやCAPより上のコースのBTSコース内容のものを情報としてまとめました。
エステの専門学校の授業と実技試験の内容
- フェイシャルケア
- メイク
- 顔から下の全部位のワックス脱毛
- ハンドケア
- ネイル
- ハンドマッサージ
- ゴマージュ
- フェイスマッサージ
- 顔のデッサン
以上が一般的な授業でやる実技演習と実技試験の内容になります。
日本ですでにエステ業界で働いている経験がある人や専門学校卒業した人は、実技の試験はそれほど難しくはありません。
一筋縄じゃいかないフランスのエステ専門学校の筆記試験
フランスのエステ専門学校で日本人留学生が一番苦手とするのは筆記試験と面接試験。
日本人だからといって容赦はありません。
語学のハンデがあってもフランス人と同等レベルの合格ラインが求められます。
フランスのエステ専門学校の国家試験コースの筆記試験<一般教養の分野>の試験を受けなければなりません。
- 生物学
- 化学
- 物理
- 数学
- 地理
- 歴史
- フランス語
- 化粧品学
- テクノロジー学
レベルは中学程度ですが、全てフランス語で回答です!
これが曲者!フランスのエステ専門学校の面接試験
@ フランスのエステ専門学校の面接試験は、授業で習ったことやレポートでやったことから、試験当日アットランダムにテーマが選ばれてそれに対して口頭で論議をするという試験です。
フランス語の会話能力はかなり求められます。
日常でフランス語をしどろもどろに話している程度では、合格点には達しません。
A 実際に化粧品や学校の紹介ができるようになるための試験
この試験も日本にはない職業訓練の一つです。
試験官がお客になり、試験を受ける人が販売店員になって、化粧品やエステのコースの説明などを細かく説明できる能力を見極める試験です。もちろん全てフランス語で会話をします。
おそらく、面接試験と実際にエステ業界で働くための実地試験が日本人にとってハンデが大きく、超難関な試験だと思います。
ただフランス語能力は1年もフランスで生活し、語学学校へ通えば何とか専門学校の授業についていけるようになる日本人もいます。
目的意識をしっかりともって、フランスのエステ留学を充実させてください!