学校を分けない場合だと、一度に全部授業料を振り込むと危険です。フランスでは一度払ったお金を取り戻すのは難しいことです。
商品を一度買って返品する場合も、お金を返してもらえるのではなく、交換するというやり方が一般的のようでした。
フランスの学校を選んだ理由というのは、まずフランスに行ってみたかった、フランスで生活してみたかったというのがあって、その後、専門学校を現地で探したためです。
実はそのとき本当にエステティックの学校に進むかというのを決めかねていました。
メイクアップにも興味があったので、エステではなくメイクの学校もいいかなと思ったりしていました。正直、迷っていました。
ホームステイをやり始めて2週間くらい経ったとき、マダムと一緒に、母校であるキャトリーヌ・ロレーヌに話を聞きに行きました。(他にももう1校行きましたが。)
そのとき初めて、フランスのエステティックスクールではエステティックだけでなく、メイクとネイルの勉強もするというを知りました。
なので、もう迷うことなくこの学校に行くことを決めました。まだエステなのか、メイクなのかは迷っているけど、ここなら両方できるんだなーっという思いからです。それと、インターナショナル資格のシデスコが取得できる学校はフランスに3校しかなく、キャトリーヌ・ロレーヌがそのうちの1校だったというのも大きかったと思います。
1年で、フェイシャル、ボディ、メイク、ネイル、デッサンなどの実技に加えて、専門分野の理論(解剖学、コスメトロジー、衛生学など)、そして一番厄介だった一般教養科目があります。フランス語や英語、地理・歴史、物理、数学、ヴィ・ソーシャル・プロフェッショナル(一般生活や就職・雇用に関する知識、社会の仕組みについてなど)などいづれも簡単な内容ですが、こんなことまでなんで専門学校でやるの?という科目がたくさんありました。
日本の専門学校ではこういう科目はないですよね?フランスでバカロレア(大学入学資格)などでそれぞれの教科をパスしていれば、免除されるのですが日本の大学卒業資格では、免除はしてくれません。
専門学校でエステティックだけ、コスメティックだけを学びたいという人にはフランスの学校はムダが多いような気もしますが、それ以上のことを学べたので結果的には良かったと思いま