フランスのエステ業界は国家資格がいる

フランスでのエステ業界は国家資格が必要!

 

フランスでエステティシャンとして働くためには、国家資格が必要。
そのため授業もハードで、全てフランス語。

 

自宅でやる課題も毎日でます。

 

 

エステの国家資格
C.A.P.(Certificat d’Aptitude Professionelle, esthetique-cosmetique)

 

この国家試験は、高卒程度の試験科目も含まれます。

  • フランス語
  • 数学
  • 化学
  • フランス史、ヨーロッパ史等

 

日本人の留学生も若干いるときもありますが、フランス語のハードルは高いです。

 

 

 

 

エステコースの修了書を目指す日本人留学生

 

 

毎年エステ業界の日本人留学生がとっているコースは、専門学校の「修了書」取得を目的とするコースが多いです。

 

このコースはCAPの国家試験取得ではなく、専門学校のコースを修了しましたという「学校独自の修了書」。
国家試験ではないので、フランス国内でエステ業界に就職することはできません。

 

ただしこれを取得後に帰国し、エステ業界で独立したり、活躍したりする方が多いです。

 

 

この終了証コースには、フランスのエステ業界で実際に実地研修もあります。

 

フランスのエステ業界の人たちと一緒に働いて経験をつむことは大いに価値があります。
このコースが終わってから、国家試験を目指すコースを受けてもいいですね。

 


フランスのエステ専門学校へ留学する時のポイント

フランス語のレベル

 

 

フランスの専門学校は、学校にもよるけど、エステやメイク系の学校は、国家試験取得目的とお店での実地研修が目的なので、授業も全てフランス語です。
だから、留学する期間に限らず、フランス語のレベルはネイティブ並みが要求されます。

 

もちろんディプロプや国家試験目的でなく、短期間での留学という経験だけでいいのなら、フランス語のできは関係ありませんが・・・。

 

ただ授業についていくのは至難の業です。

 

 

もし費用と留学期間に余裕があるのであれば、

 

日本でフランス語会話をある程度習得する
独学でやるのではなく、学校に通ったほうがレベルははるかに伸びます。

 

少なくとも初級会話程度はマスターしたほうがいいです。

 

フランスに留学したら、まず少なくとも2,3ヶ月〜半年は語学学校だけに通う。

 

 

とにかくフランスで毎日生活し、語学学校に通っていれば、個人差はありますが、次第に仏語が理解できてきます。

 

その後、エステやメイクの専門学校へ通ったほうが、授業で教わることが少しずつ理解できると思います。

 

 

もし期間的に余裕がなければ、専門学校に通いながら語学学校に通うようになります。
ただ長期的に留学するエステやメイクの本格的なコースは、学校の授業の他に、自宅でやる課題もたくさんでます。

 

その課題をこなしながら語学学校にも通うのは時間的にも余裕がないのが実情です。

 

 

エステやメイク学校の授業料

 

フランスに滞在する費用もパリであれば月に約15,6万は少なくとも必要です。
地方滞在の場合、10万ぐらいあれば十分です。

 

それプラス専門学校の費用は日本ほどは高くないですが、フランスの大学のように無料ということはないです。

 

専門学校によって1年間にかかる授業料は異なりますが、統計をとってみるとだいたい年100万ほどかかります。

 

滞在費用とエステ・メイクの専門学校の費用はざっと少なくとも250万〜300万。
高いです・・・。

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