フランスの大学へ編入する方法
フランスの大学に編入する方法は2つあります。
その方法について大半の日本人学生が編集する方法と、稀な方法です。
その2つの方法について情報を公開します。
なお、ここでの情報は私自身がフランスの大学へ正規入学してから修士マスターまで在籍した経験、実際にフランスの大学毎に発表している編入情報によって記載しています。
大学によっては若干編入条件も変わる場合があるため、留学する際は実際に各大学へ確認することをお勧めします。
フランスの大学への編入・入学方法
理論的にはフランスの大学機関が発表しているように、日本の学士号をもっていればフランスの大学へ入学ではなく編入することが可能です。
フランスの大学は3年生で、1年目・2年目で基礎課程を学び、3年目で自分が選択する学科の専門的なことを学ぶコースになります。
ちなみにフランスの学士号では日本の卒業論文はないので、ひたすら専門科目の筆記試験と口頭試験をパスすることになります。
1〜3年目のどの学年へ編入すればいいかは人によってちがいます。
@ フランス語能力にかなり自信のある人で、日本の大学で勉強した同じ学部・学科へ編入するのであれば、3年目の学士編入で大丈夫です。
A フランス語能力にかなり自信があるが、日本で勉強したことない学部へ編入するのであれば、例え日本で学士を取得していても基礎知識がないのと、フランス語の専門用語の知識不足であるため、1、2学年目からの入学が適当です。
B フランス語で会話が厳しい人で、日本の大学を卒業し、同じ学部・学科へ留学するのであれば、3年目の学士へ編入も可能です。ただ現地でフランス語が分からなく、1年で学士号を取得するのは難しいと思います。
留年も考えられるのであれば、トライしてみてください。
フランスの大学での厳しい進級試験と落第について
個人差はありますが、フランス人の教授は外国人に対しても同等のフランス語能力を求めてきます。
日本では大学を卒業するのはいい会社へ就職するための手段として考えられがちですが、フランスでは大学=研究者になる人のための手段です。
そのため研究の能力のない人は容赦なく落第します。学年が上がることにクラスの数も大学生の人数もかなり減っていきます。
日本の大学と違い、研究する能力のない学生は容赦なく落第しているので、フランス語でフランス人が書くフランス語で小論文が書けないと、試験に合格するのはとても厳しいでしょう。
しかも落第は1回だけ許されるだけです。2回目はありませんよ。